線状降水帯の原因・場所は?台風20号通過後も大雨が続く理由とは

 

2018年はほんとに台風が多い!…ですよね(^^;)

中でも勢力の強い台風20号が日本を北上中です。

ただ、通常は台風が通過してしばらくすると雨風が落ち着くのに、この台風20号は通貨した後にむしろ大雨になっている!?

ということで、今回は台風20号大雨の原因である「線状降水帯」がなぜできるのかの原因と台風通過後の線状降水帯による大雨警戒地域の実際の雨量についてご紹介します。

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台風20号の大雨の原因「線状降水帯」とは?なぜ発生するのか?

 

線状降水帯とは、「次々と発達した積乱雲が数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水を伴う雨域」のこと。

線状降水帯では、風上で次々と新しい積乱雲が発生し、世代交代しながら風下で雨を降らす。その結果、特定の地点では数時間にわたって積乱雲が停滞した状態となって豪雨が続く

とのこと。

 

台風に比べると比較的狭い地域で短い時間のうちに起こる現象のため、予測が難しいと言われています。

そして西日本豪雨の一因でもあると言われ、その解明に注目が集まっていました。

ちなみに、西日本豪雨の際の線状降水帯ははずか11日間の間に68回も発生したそうです。怖いですね。

線状降水帯は台風と関係ない時にも発生するのですが、台風が直接的に関係していない豪雨の約3分の2はこの線状降水帯によるものだそうです。

 

線状降水帯の現在の場所は?

 

2018年8月24日6時現在の線状降水帯は、近畿を抜け関東付近に停滞しています。

 

台風20号の進路がこちらですので、一見台風からは離れた地域で大雨が続いていることがわかります。

ということで現在関東付近では強い雨が降っていますので、台風の進路が離れたからといって油断せずに警戒が必要です。

 

線状降水帯地域の実際の雨の状況は?

 

 

 

 

 

台風より台風らしい雨というのが印象的ですね。

でも、「台風が長く停滞してる」ぐらいに思っていた方がよさそうです。

西日本豪雨の時に、台風でなくても長い大雨が続くことの怖さを実感しました。

少し時間が経ってから被害の状況が明らかになることもありますので、土砂災害等に気をつけてむやみに河川に近づかないなど気を付けてくださいね。

 

まとめ

台風20号通過後も大雨をもたらす原因となっている線状降水帯。

線状降水帯の原因と現在の場所、線状降水帯地域の実際の雨の状況についてお伝えしました!

通勤の際も河川等に気を付けてくださいね。

それでは、また。















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