2018年の徳島県「阿波踊り」のフィナーレ『総踊り』が中止となって波紋を広げています(*_*;
総踊りとは、有名連(踊り手のグループ)約2千人が一堂に会する華やかな踊りで、阿波踊りの一日のフィナーレを飾るものとして、観光客の人気となっています。
総踊りは連日午後10時から南内町演舞場で開かれてきました。
言ってしまえば阿波踊りの一番の見どころ、醍醐味的な総踊りをなんと2018年は中止してしまうという大事件。
いったいどんな中止理由があるのか…本当に実施されないのか…気になりますよね?
そこで今回は、徳島阿波踊りのフィナーレである総踊り2018年の中止理由と強行実施の可能性についてご紹介します!
Contents
総踊り2018の中止理由がヤバすぎる!徳島市長VS振興協会?巨額赤字の実態も
運営主体である徳島市が2018年の「総踊り」中止を発表したのは2018年6月のこと。
踊り手団体や市民からは様々な意見が寄せられていました。
遠藤市長に踊りをやめろという権限はない。阿波踊り、踊る阿呆に見る阿呆が伝統。そんなことも知らない遠藤市長。 「総踊り」の自粛要請 赤字問題の「阿波おどり」で徳島市長 https://t.co/Dc6Q96lUyK pic.twitter.com/of9O14lyCZ
— awaodorifight (@awaodorifight) 2018年8月12日
【朗報拡散希望!】遠藤市長の悪政で中止、阿波踊りのメインイベント、総踊り。関係者の方々から「まだ流動的だが最終日、15日のすべての日程が終わった後にやりたい」。場所はまだ、未定だとか。決まれば、このサイトに情報をアップします! 総踊り万歳! 頑張れ、 #阿波踊り #阿波おどり #総踊り pic.twitter.com/IE7tl5Dgyb
— awaodorifight (@awaodorifight) 2018年8月12日
理由は阿波踊り運営による4億円以上の巨額赤字。
あんなに大盛況なのに、なんでそんなに赤字なんだろうと不思議に思っていると、これには、近年の徳島新聞による阿波おどりの「チケット買い占め」問題が関係していることがわかりました。
徳島新聞とともに阿波おどりの運営にかかわっていた徳島市観光協会の話では、
徳島新聞は人気席を中心に毎年2〜3万枚のチケットを確保し、一方で一般発売の枠は販売直後に売り切れてしまう状況だったそうです。
ここで問題なのは、徳島新聞が確保した分のチケットの売り上げ詳細はわからないので、全てのチケットを一般に販売する場合と比べて収益が低くなっていたとのこと。
何かの利権が絡んでいそうですね…一般の方がチケットを入手しにくく、しかも赤字というのはよくないですよね(*_*;
また、もう1つの問題として、総踊りの時間には踊り手の有名連が南内町の会場に一堂に会するため、南内町以外の会場では有名連をあまり見ることができないという問題もありました。
毎年南内町の会場のチケットが即完売するのに対して、他の会場のチケットが20~30%程度しか売れていなかったという実態も。
そこで、今回から運営改善のため、実施主体となった市は、総踊りの中止をする代わりに、4カ所の有料演舞場に複数の有名連を配置して盛り上げるという計画を立てました。
これは演舞場のチケットの販売率を上げるのが狙いなのですが、前述のとおり、総踊りは阿波踊りの象徴的な存在なので、総踊りの中止には、「総踊りをなくすなんてとんでもない」などの批判の声が噴出していた、というわけです。
総踊りを実施してきた「阿波おどり振興協会」は、あくまでも総踊りの実施を要望。これに対し、遠藤市長は演舞場への振り分けに賛同しなかった振興協会所属の14連を午後10時以降は演舞場から締め出し、残る19連を均等に振り分けることを決めた。
ということで、阿波踊りのメインディッシュである総踊りの中止をめぐる騒動の理由は、
全演舞場でのチケットの売り上げをアップさせたい市(市長) VS 歴史ある総踊りの中止に大反対する踊り手団体(振興協会)という構図でした。
総踊り中止によって売り上げはさらに減少?総踊り強行実施の可能性も?
このように、売り上げアップを目的に決定された2018年の総踊り中止でしたが、正式な売り上げの発表はまだですが、実際は南内町の会場にも空席がたくさん増えただけ(?)の状況になっているようです。
実際に、昨年まで全4会場で70%だった座席の売上数が今年は4会場で54%と16%も減少してしまっているとか(*_*;
一部の踊り子の有名連は8月13日午後10時から「総踊りの実施」を明言しているため、本当に強行実施されるのかも注目していきたいと思います。
2018年の徳島阿波踊りは8月12日~15日までの4日間実施されるため、残りの日程は総踊りの実施がどうなるんでしょうね(^^;)
8月13日総踊り決行!圧巻の動画はこちら!
追記です!宣言通り、総踊りが決行されました!
熱気の伝わる動画はこちら!
阿波踊り総踊りフィナーレの部分
ほんまにただただ凄かった。。。
圧巻でした😭😆 pic.twitter.com/U7PGWpm5QL— 🛰 M i k i 🚀 (@Miki_EARTH_0000) 2018年8月13日
総踊り強行
すごいね〜、、、#阿波踊り#強行#徳島 pic.twitter.com/w0tHoO8gZw— テリヤキくん (@tehepehell) 2018年8月13日
30分以上に及ぶ総踊り決行。次は南内町で待っとるよっていうお客さんの声に涙が出て止まらんかった。誰に命令されるでもなく自由に踊る本来の阿波おどり。踊り子の気持ちが市民に伝わりますように。
動画拝借しました、すみません。 pic.twitter.com/9UiZR3Q3Ff— こん (@frtndy) 2018年8月13日
赤字のままの運営はよくないですけど、これだけのニーズ、市民、関係者の熱い気持ち、根付いてきた伝統は汲み取ってもらいつつ、健全な運営で総踊りの歴史が受け継がれることを祈っています。
まとめ
総踊りの中止が波紋を呼んでいる2018年の徳島阿波踊り。
総踊り中止の理由は、4億円の赤字解消に向け、踊り子の有名連を分散して全会場でのチケットの売り上げアップを目指したからでした。
ただ、実際はチケットの売り上げ減少につながっているため、今後の展開に注目していきたいと思います。
踊り手団体側が強行で独自に総踊りを実施するかも気になりますね!
それでは、また。
徳島阿波踊りは日本の文化!県と市から3000万の補助金が出ているにも関わらず、30年で4億もの赤字を出しているのは、今まで運営していた徳島新聞と観光協会に責任を取らせるべき!観光協会は責任を徳島新聞から押し付けられ破産してるから徳島新聞が責任を取って赤字を解消すべき!(今まで30年に渡って徳島新聞には他のところで利益をもたらしてるはず)徳島新聞がやらないのなら新聞の不買運動でも起こして困らせるべき。そもそも代々受け継がれてる阿波踊りを市民から徴収してる税金で運営してもなんの問題もないはず!むしろ、市民は喜ぶはず!市の予算に組み込んだら。阿波踊りによって、120万以上もの人が全国から集まる経済効果は県や市にとっても莫大なもの!税収もその効果によって増えてるはず!利益しか考えてない1企業を運営に入れてる事自体間違い!一刻も早く運営から外すべき!120万人も集まる全国が楽しみにしてる日本の文化をバカな1企業の為に潰すな!!