台風21号欠航・払い戻しや振替方法は？ANA/ピーチ/スカイマーク/JAL比較

2018年9月4日、「非常に強い勢力」を保ったままの台風21号が関西などを直撃しました。

25年ぶりの最強クラスの台風、最大瞬間風速60mというすさまじい暴風は、予想どおり、各地に大変な被害をもたらしました。

特に、関西空港では台風21号の影響で、滑走路が冠水、連絡橋が閉鎖という事態が起こり、残念ながら復旧の目途は立っていません。

連絡橋が崩壊しているため、現在も3,000人近くの人が関空に取り残されているという情報も心配ですね(*_*;

台風21号の影響で現時点で分かっているだけでも700便以上の欠航が出ており、国内線だけでなく、国際線も含まれています。実際に予約した便が欠航になった場合、どうしたらいいか迷いますよね？

そこで、今回は、かつてない被害を受けた関西空港発着便を中心とする、台風21号による欠航便の払い戻しや振替、必要な手続きについて、ANA、ピーチ、スカイマーク、JALそれぞれの航空会社ごとに調べてみました！

Contents

台風21号による欠航便、払い戻しや振替はできる？必要な手続きとは

まず、前提として、台風や大雪など、悪天候による飛行機の欠航・遅延は、航空券の払い戻しや振替の対応をしてもらうことができます。

ただ、航空会社によって、手続き方法や欠航便の払い戻しを申請できる期間が異なる場合があるので、しっかりチェックするようにしましょう。

欠航便の振替	キャンセル・変更手数料不要でANA便への振替可
国内線の払い戻し・振替申請	【振替】予約便出発予定日より10日以内　⇒国内線振替の申請はこちら【払い戻し】予約便出発予定日より30日以内　⇒国内線払い戻しの申請はこちら予約便出発予定日翌日から11日以降の場合、ANA国内線予約・案内センターへ
国内線の振替可能な搭乗期間	予約便出発予定日より30日以内（オープンチケットへの変更も可）
国際線の払い戻し・振替対応	・空席があり、最も早いANAグループ便へ振替（変更後の便が元の便より高額の場合、差額は不要。変更後の方が低額の場合、差額を払い戻し）。・他社便への変更が可能な運賃の場合、ANAグループ便以外の振替も可。・払い戻し申請期間は旅行開始日（開始していない場合発行日）より１年と30日以内・国際線欠航便の問い合わせ先

欠航便の振替	キャンセル・変更手数料不要でピーチ便への振替可
国内線の払い戻し・振替申請	【振替】予約便出発予定日の翌日から起算して10日以内　⇒国内線振替の申請はこちら【払い戻し】予約便出発予定日より10日以内（悪天候による場合）　⇒国内線払い戻しの申請はこちら
国内線の振替可能な搭乗期間	予約便出発予定日の翌日から起算して10日以内（空席のある便のみ）
国際線の払い戻し・振替対応	国内線と同じ

欠航便の振替	キャンセル・変更手数料不要でスカイマーク便（同一区間）への振替可
国内線の払い戻し・振替申請	【振替】予約便出発予定日の翌日から起算して10日以内　⇒国内線振替の申請はこちら（空港カウンターでも可）【払い戻し】予約便出発予定日翌日より起算して10日以内　⇒国内線払い戻しの申請はこちら（空港カウンターでも可）
国内線の振替可能な搭乗期間	予約便出発予定日から30日以内
国際線の払い戻し・振替対応	国内線と同じ

欠航便の振替	キャンセル・変更手数料不要でJAL便への振替可
国内線の払い戻し・振替申請	【振替】遅延の場合：予約便出発時間の15分前まで欠航の場合：予約便出発当日中まで　⇒国内線振替の申請はこちら（WEB）　　国内線振替の申請電話での問い合わせ先【払い戻し】予約便出発予定日＋40日まで　⇒国内線払い戻しの申請はこちら
国内線の振替可能な搭乗期間	予約便出発予定日より＋30日まで
国際線の払い戻し・振替対応	・空席のある同一区間のJALグループ便へ振替（変更後の便が元の便より高額の場合、差額は不要。変更後の方が低額の場合、差額を払い戻し）。・他社便へは特別に認められた場合のみ変更可。・払い戻し申請期間は旅行開始日（開始していない場合発行日）より１年と30日以内・国際線欠航便の払い戻しはこちら（JALホームページで購入した場合）